vol.05 女川・雄勝 : 取材紀行
2014 年 06 月 10 日
第21班 6月 宮城県石巻市・雄勝・女川町への訪問
4月某日、春らしく穏やかで温かい日差しの中、
ことづて「女川・雄勝」編 取材チーム4名は、石巻入りしました。
4 日間で冊子 1 冊分を取材する鬼スケジュールの弾丸ツアーです。(・∀・)
札幌はいきなりの雪景色でしたが、交通機関の乱れもなく仙台空港到着。
最初の取材先である、女川「きぼうのかね商店街」。女川を知ってもらいたい、女川に恩返しをしたい、という強い想いをいっぱい聞かせてくれました。そして、限られた条件の中で精一杯 努力し、工夫をこらして前に進もうとする姿がとても印象的でした。
雄勝町の伝統工芸品「雄勝硯」を制作している遠藤さんは、硯の話になると目をキラキラさせる「職人」さん。
日本の硯生産の約 90% を占める雄勝硯。その被災から再開、これからの展望をお聞きしました。 前回の東北支援 20 班でも伺ったコミュニティ施設「オーリンクハウス」では、被災後、 人口流出で失われた人と人との繋がりを取り戻そうと活動しています。
雄勝町にある美味しい蕎麦店「てらっぱだけ」は明るく優しい笑顔が印象的な店主、千葉さんに被災から再開までの話、今後に向けての想いをお聞きしました。
合間合間に入る、だじゃれ攻撃には、取材人もたじたじ。。
腹ぺこ取材班にどよめきがおこったのは「おかせい」の特製女川丼。 丼にドカ〜ン!と舞い散る魚介類たちはまさに「女川の竜宮城」やぁ〜☆。ここだけの話、石巻・女川ってまちは、どこに行って何を食べても とにかくボリューム満点。刺身どっさり、天丼山盛り、カレーてんこ盛り・・。 それが「女川魂」なんです、とおかせいの岡さん。
女川丼は女川復興の起爆剤になること、間違いありません。
お話をお聞きした皆さんに共通していることは、人と人との繋がりを何よりも大切にしている ということ。
復興とは建物を作り直すということではなく、そこに住まう人達の繋がりを取り戻すことなの かなと感じました。
外側にいる私達が何をするべきか、何ができるか、そんなことを考えさせられました。
取材のご協力頂いたみなさん、ありがとうございました!
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