活動報告
2013 年 03 月 22 日
第13班 3月石巻・大崎・東松島・船越への訪問
震災から2年を迎えた被災地の現状を知るため、HAJ社員3名と「ことづて」の取材を担当するシーズさんから2名の計5名は、早朝に千歳を出発。仙台空港から一気に石巻・女川を超え、更にその先にある雄勝町船越地区の、終業式が終わったばかりの船越小学校へ向かいました。 子供たちは帰宅していませんでしたが、教頭先生が対応してくださり これまでのHAJの支援に対し、大変丁寧なお礼を頂きました。船越小学校はこの3月で閉し、4月から雄勝小学校と統合されることになるそうです。 震災による学校の統合や閉校はいくつもあります。
今回の訪問では、HAJが閉校記念誌の制作を支援した相川小学校と吉浜小学校の閉校式にも出席してきました。その後、石巻駅前にあるウメシンスポーツさん・東松島で九死に一生を得た門馬さん・缶詰の木の屋さん・高砂長寿味噌さん・寒梅酒造さん・漁業を営む中里さんらを訪問。
HAJの40周年の際に記念品として購入したお酒は、寒梅酒造さん、ワカメは中里さんのところのものです。寒梅酒造の岩崎さんご夫婦は「復興に向けて元気にがんばっていますよ!」と言っていただき、じっくりと色々なお話を聞かせていただけました。中里さんの住む船越地区は、町がどこにあったかわからないくらいの更地のままですが、震災後は漁師仲間同士で助けあい養殖メインでやってきたそうです。最近、それぞれが新たな船を購入されたとの事で、震災前のように漁に出る日も近そうです震災直後の心が折れそうだった時、ワカメを買ってくれて本当にありがとうございました。とおっしゃっていました。