活動報告
2014 年 03 月 01 日
第20班 3月宮城県石巻市・雄勝・女川町への訪問
私たち第20班の3名は、2014年の3月をもって閉校する事になった、湊第二小学校の生徒達による
「思い出を語る会」に参加してきました。
北海道アルバイト情報社は、この日来賓者に配布される閉校記念誌の印刷を行っています。
60年続いた小学校の歴史に幕を下ろす式典には在校生とその父兄、卒業生、歴代の校長先生達まで多くの人が駆けつけ、数十年ぶりの再会・震災以来の再会・かつての恩師との再会に、喜んでいました。学校のイメージカラーであるブルーは閉校記念誌の表紙にも使われています。同じ色のユニフォームで力強い演奏をしてくれた鼓笛隊や全校生徒の合唱の姿に会場全体が惜しみない拍手を送りました。
今回は、この行事への参加の他、6月発行の予定の「ことづて」の下取材の為、女川・雄勝地区を訪問し、お話をお聞きしてきました。雄勝地区は、すぐ目の前が海、すぐ後ろが山でその隙間のわずかな平地に住宅があったといいます。入り組んだ湾には津波がぶつかりあいながら勢力を増して町に流れ込み、平地にあったものの殆どがさらわれていきました。震災後、陸の孤島になってしまったこの地に初めて外部から調査隊がやってきたのは4日後だったといいます。物資が届き始めたのは1週間後。一晩、二晩、変わりゆく町の姿を目にしながら屋上で過ごしたとそうです。 女川では「きぼうのかね商店街」を訪問。震災後の事業再開の為に造られた、丘の上にある商店街。
一歩一歩前進しようとする商店街の皆さんの勇姿を是非、次回のことづてで紹介しようと思います。